ご葬儀豆知識 -お通夜~葬儀の流れ-
いざという時、また現在葬儀をお考えの方でどのような順序で進めたら良いのかをここでは仏式を例にご紹介しております。
皆様のお役に立てていただければ幸いです。
お通夜前の準備
- 1.通夜・儀式の形式の決定
- 規模に関しては故人様の社会的地位や交際範囲などから予想される会葬者の数、および喪家の経済条件などを考慮致します。
形式は第一に故人様の遺志を尊重し、故人様の宗派や希望(音楽葬や山岳葬などの特別な形式を望む場合)に則って行いたいものです。
ただし、生前に故人様が葬儀に関して特に意思表示をしておられなかった場合には喪主の意向に沿って行うと良いでしょう。 - 2.通夜・葬儀の場所と日時の決定
- 一般的にはご逝去された翌日に通夜、翌々日に葬儀を行うのが普通ですが、日時は僧侶や火葬場の都合も考慮した上で決定致します。
お寺の場合はさほど問題はありませんが、通夜・葬儀を自宅で行うには、近隣への理解と協力をお願いしておくことが大切です。
特に集合住宅では老化や階段などの共有スペースをやむを得ず使用する場合がありますので、お忘れのないようにご注意下さい。 - 3.遺影写真の選定
- なるべく最近撮影したもので、故人様やご遺族様の気に入ってる自然な表情のものをお選び下さい。
カラーで撮影したものを白黒に修正することも可能ですが、近年はカラー写真をご希望される方が多いです。
不要な背景を消したり、服装を差し替えすることも可能です。 - 4.会葬礼状と粗供養品の準備
- ご親戚や知人、故人様の仕事関係者、近所の方などの意見を参考にしてなるべく正確な会葬者の数を予想します。
香典を預かってくる人も多いので礼状は多めに用意するようにしましょう。
即用品と会葬礼状は焼香のあとで会葬者に感謝の意を込めてお渡しするものです。
粗供養品にはハンカチ、お茶、のりなどの日用品を選ぶ方が多いです。
ご依頼頂ければ、横浜葬儀センターでご用意致します。 - 5.弔電・弔辞
- 弔電を紹介する順番は故人様の身分や社会的地位などに配慮して決定します。
一般的には仕事関係者、地域関係者、親族の順になることが多いです。
弔電が多くて紹介しきれないときはその旨を会葬者に断ったうえで、残りを霊前に供えます。 - 6.供花・供物の配置
- 供花や供物は、近親者からのものは血のつながりの濃い順に、友人、知人、仕事関係者からのものは故人様との関係の深い順に並べます。
仕事関係の人と故人様とのお付き合いの程度が分からない場合はなどは、職場の上司や同僚の方に訪ねましょう。
飾りつけが終わったあとに届いたものはそのままの順に並べます。 - 7.駐車場の準備
- 近くに駐車場がある場合は所有者に相談して、数台分を必要な時間帯だけ借りておきましょう。
集合住宅の場合は共有の駐車スペースなどをりようする方法もあります。
やむを得ず道路を使用するときは事前に警察に道路使用許可を申請する必要があります。
そういった場合の手配などは横浜葬儀センターにご相談下さい。
駐車場の確保がどうしても無理な場合、会葬者にその旨を必ず伝えておきましょう。
お通夜
- 1.納棺
- ご遺体を浄め死装束をつけます。
棺には故人様の愛用品を一緒に納めますが、ガラスや金属製品などは火葬の際にご遺骨を傷つける場合がありますので、避けるようご注意ください。
納棺の作法や手順につきましては、担当者が丁寧にご説明致します。 - 2.お通夜・通夜振る舞い
- ご遺族様は開式1時間前を目安に喪服に着替えて式場へお越しください。
また、お世話係の方は所定の位置で待機をお願い致します。
お通夜は参列者着席→僧侶入場→読経→焼香→喪主挨拶の順で進行致します。
終了後は通夜振る舞いの料理やお酒などで会葬者をもてなします。
料理などではなく、茶菓子などで済ませたり、持ち帰りの品に替えて行うこともあります。
お世話係
お通夜・葬儀を進行する上で喪主のお手伝いをする方を指します。
ご親戚や近隣の方、勤務先などの仕事関係者、および故人様のご友人などにお願いするのが一般的です。
※ご依頼頂ければ横浜葬儀センターで代行致します。ご相談下さい。
葬儀
- 1.納棺
- ご遺体を浄め死装束をつけます。
棺には故人様の愛用品を一緒に納めますが、ガラスや金属製品などは火葬の際にご遺骨を傷つける場合がありますので、避けるようご注意ください。
納棺の作法や手順につきましては、担当者が丁寧にご説明致します。 - 2.お通夜・通夜振る舞い
- ご遺族様は開式1時間前を目安に喪服に着替えて式場へお越しください。
また、お世話係の方は所定の位置で待機をお願い致します。
お通夜は参列者着席→僧侶入場→読経→焼香→喪主挨拶の順で進行致します。
終了後は通夜振る舞いの料理やお酒などで会葬者をもてなします。
料理などではなく、茶菓子などで済ませたり、持ち帰りの品に替えて行うこともあります。
お世話係
お通夜・葬儀を進行する上で喪主のお手伝いをする方を指します。
ご親戚や近隣の方、勤務先などの仕事関係者、および故人様のご友人などにお願いするのが一般的です。
※ご依頼頂ければ横浜葬儀センターで代行致します。ご相談下さい。 - 3.故人様と最後のお別れ、出棺
- 喪主の方から順番に、ご遺族が棺に生花をいれ合掌します。
その後棺に蓋をし、喪主から順番に釘打ちをします。
釘打ちが終わりましたら、喪主の方が位牌をもって先頭に立ち、喪主に次ぐ方が遺影をもってそれに続く形で棺を先導します。
棺が霊柩車におさめられましたら、喪主か親族の代表の方が一同に会葬のお礼を述べます。
火葬場から帰った遺骨をお迎えする時や、遅れて弔問にいらっしゃる方に対応できるよう、喪家の事情がよくわかっている方に留守を頼んでおくことをお忘れないようご注意下さい。 - 4.火葬
- 火葬場には火葬許可書と遺影と位牌を持って行きます。
火葬中は控え室にてお待ち下さい。
火葬がお済みになりましたら、骨上げ(ご遺骨を骨壷に納めることを言います)をします。
火葬場の係りから説明を受けますので、指示に従って行います。
骨上げが終わりますと、骨壷を白木の箱に入れて渡されます。
このとき、埋葬許可書が一緒に納められている事を必ずご確認下さい。
また、分骨をご希望の場合はあらかじめ担当者までお申し付け下さい。
※埋葬許可書がありませんと埋葬ができません - 5.ご法要
- 遠方からの近親者が短期間に何度も行き来することの負担を考えて、近年では火葬前後に初七日の法要を繰り上げて行うことが多くなってきています。
喪主の挨拶の後、精進落としを行います。 - 6.ご自宅へ帰宅
- ご自宅に遺骨、位牌、遺影を安置致します。
供花や供物をお供えし、葬儀は全て終了致します。